QajaqJPNの機関紙第三号の発行に際し、「Ice Camp」のリポートを依頼された、先ずは写真を外付けHDから引っ張り出して見直した。当時の驚きがまざまざと思いだされ、懐かしくも思い出した。 思い出話を下記に添付しよう。
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「Ice Camp@Lake Ogawara」Report (2013/02/23~24)
Ice Camp! って一体なんなの?何するの?聞きなれないが惹かれる名前だ!これは八戸市のリバランさんが主催するイベントなのです。
新幹線で魚住さんと2月23日の昼前に八戸駅に降り立った。陽射しは有ったが寒い、駅前の歩道も凍結やたら滑る、『あぁ、北国へ来たなぁ!』。戸川さんが車で迎えに来てくれて会場の小川原湖へ急ぐ。
途中のコンビ二で北海道の三上さん齊藤さんと合流し更に北へ、三沢市に入ると辺りは一面の銀世界、曇天の湖畔では雪交じりの強風に迎えられた。湖面は果てしなく雪景色、結氷している!湖面と空の境が無い、おまけにこの風と雪!『うっへぇ、ここでロール?とんでもない。』今日の練習は見学と決めて車から降りた。と、北海道のお二人はもう着替えを済ませてカナックが二艇道端の雪に浮かんでいた。戸川さんも魚住さんも相馬さんも黙々と準備を済ませた、『こんな風雪の中でやるの?』と聞くのさえ憚られる、さすがQajaqJPNの面々だ。
途中のコンビ二で北海道の三上さん齊藤さんと合流し更に北へ、三沢市に入ると辺りは一面の銀世界、曇天の湖畔では雪交じりの強風に迎えられた。湖面は果てしなく雪景色、結氷している!湖面と空の境が無い、おまけにこの風と雪!『うっへぇ、ここでロール?とんでもない。』今日の練習は見学と決めて車から降りた。と、北海道のお二人はもう着替えを済ませてカナックが二艇道端の雪に浮かんでいた。戸川さんも魚住さんも相馬さんも黙々と準備を済ませた、『こんな風雪の中でやるの?』と聞くのさえ憚られる、さすがQajaqJPNの面々だ。
狂人は我々だけではなかった、ウィンドサーファーも一人居た。
そんな時にPFDとスプレーカバーを着けた若い娘さんが現れ出艇した。
『老いても男、そんじゃ、やるしかない!』と思い直しドライスーツにチュイリックを重ねてしぶしぶ湖畔に降りた。
『老いても男、そんじゃ、やるしかない!』と思い直しドライスーツにチュイリックを重ねてしぶしぶ湖畔に降りた。
北海道のお二人を始め皆さんはグルグル、バシャバシャと良く回るまわる。覚悟を決めて着替えたのなら乗らなきゃと雪の降る中カナックを借りて乗ってみた。ロールもしてみたが水は0℃なのだろうが思いのほか冷たくは感じなかった。『やってみるもんだ!』を実感した、ほどよい快感でもあった。
湖畔には温泉がある、冷えた身体を充分に暖めてからロッジに戻ってその夜の懇親会は始まった。 外は風も止み夕陽が銀世界の湖に沈む、絶景だ!
ラムの生肉、ウサギ汁などなど逸品、珍品の肴に上質な酒、・・・もう言う事はない。
地元の方々も加わりいつ果てるともない歓談が続いた。
翌朝の目覚めは爽やかだった、しかし風と雪はより激しく唸っていた。
北海道の二人が昨日の出艇場所の様子を伝えてくれた、とてもやれる状況では無いとの判断で本番のロールコンペは止む無く中止となった。
しかし、風雪のなか結氷した湖でのカヤックロールは未曾有の体感、貴重な経験になった。 ここまで導いてくれた仲間の皆さんに感謝しつつ、夕暮れの新幹線の客になった。 文責:koma.(小松孝嘉)